はじめに
こんにちは!さいけです。
本記事は、「gitのaliasに引数を渡す方法」について紹介します。
gitのaliasに引数を渡す方法
第一引数を渡す
設定例
以下のように関数を用いれば、画面に入力された値を第一引数としてaliasに渡すことができます。
[alias]
hello = "!f(){ echo $1;};f"
実行結果
> git hello hoge
hoge
aliasコマンド後に入力した値を第一引数として渡せました。
複数の引数を渡す
複数の引数を渡したい場合は、$の数字をインクリメントして設定するだけです。
設定例
[alias]
hello = "!f(){ echo $1 $2 $3;};f"
実行結果
> git hello hoge fuga piyo
hoge fuga piyo
複数の引数を渡せました。
複数の引数を任意の順番で渡す
$の数字に入力された順番の値が格納されます。
設定例
下記のように設定すると入力値の2番目、3番目、1番目の順番で引数を渡せます。
[alias]
hello = "!f(){ echo $2 $3 $1;};f"
実行結果
> git hello hoge fuga piyo
fuga piyo hoge
指定した順番どおりに、引数を渡せました。
おわりに
今回、「gitのaliasに引数を渡す方法」を紹介しました。
本記事で紹介したサンプルでは、入力した値を引数としてaliasに渡すだけだったので実用性はありませんでしたが、応用次第では実用性にあるaliasコマンドを作ることができます。
次回、本記事の内容を応用したちょっとだけ実用性のあるaliasコマンドを作ってみたいと思います。
コメント